ツイッターの方でわあわあつぶやいてましたが、
今日は夜明け前に起きて毎年行ってる湖北へ行って来ました。
京都駅発午前6時29分の長浜行き普通電車に乗り、
長浜駅で近江塩津行きの普通電車に乗り換え、
午前8時前に虎姫駅で下車。
いつもならもう一つ先の河毛駅まで乗って
こはくちょうバスで野鳥センターへってのがパターンですが、
今回は先ず早崎内湖で撮るのが目的なのでより近い虎姫駅で。

跨線橋を登って行くと彼方には冠雪した伊吹山が。
冬場は雲に覆われてることも多いんですが
今日は天気が良くて美しいその山容を終始見せてくれてました。^^
虎姫駅からはタクシーに乗り早崎内湖へ向かったのですが、
タクシーの運ちゃんもコハクチョウ目当ての客をよく乗せるのか
色々と会話しながら8時半前に早崎内湖に到着。
この時間ならまだねぐらである早崎内湖にいるだろうと踏んでたのですが
広い早崎内湖一帯に数百羽単位のコハクチョウがいまして、
観察しながら早崎内湖東側の撮影位置へとてくてく歩く。
最も北に位置する内湖でカメラを構えると
次々と餌場へ向けてコハクチョウが飛び立っていく。


コハクチョウは家族単位で行動する野鳥ですが
ここは時には数十羽の群れで飛び立っていくので大迫力、
しかも今日は天気がいいから青空バックの写真もようやく撮れました♪
更に今日はよりダイナミックな表現を目指して
スロー目のシャッターで流し撮りにも挑戦。


今回は1/100秒まで下げてみましたが、
もっとハッキリした効果を得るには更に1/60秒以下にしたいなぁ。
ただそこまで下げると歩留まりが極端に悪くなってくるんだけど…、
そこらへんは精進あるのみ?(^◇^;
午前10時前まで早崎内湖で撮影を続け、
目の前の内湖からコハクチョウが全て飛び立ったのを見届けて
オオワシが棲まう山本山へと歩いて行きました。
距離は4km余り、
撮り歩いてたおかげで1時間半程かかりましたが、
途中でカワラヒワやカシラダカを見る事ができましたし、
なによりヒバリが上空高く舞い上がってさえずっていたりして
一瞬、今が2月中旬であるって事を忘れそうなぐらい
雪が少なく朗らかな湖北の大地でした。

カワラヒワ

カシダダカ
オオワシの撮影ポイントに着くと正午前、
すでに大勢のカメラマンが大砲をオオワシに向けておりまして、
私も三脚を立ててささやかなレンズをオオワシに向けることとします。^^;

いつもの松の上で悠然と外界を睥睨する女王様。
かなりのお年だって話ですが、
先日はオオヒシクイを追っかけまわしていたそうで、
まだまだ元気そうな湖北の女王様です。
昨年は雪で数時間待っても背中しか見せてくれなかっただけに
お顔を見れただけでも大満足なのですが、
周りにいたおっちゃん達と「飛ばんなぁ」とか喋ってると
トビがオオワシにちょっかいを掛けまして飛び出すオオワシ!

うおお!と、ファインダーを覗く前にとりあえずシャッターを切り、
自由雲台のロックレバーを解いて飛び出したオオワシを追っかける!

露出補正までは手が回らず山に合わせてアンダー目なまま撮ったから、
ドアンダーな写真を無理矢理持ち上げてて画質荒れててスマソ。(つд`;)
このまま琵琶湖へと飛んでいくかと思ったら
くるりと方向転換してさっき止まっていた松より
少し奥目の松にとまりました。

くちばしも凄いんですが何よりも大きな鈎爪がある足が凄いです。
この足で魚やオオバンなどの野鳥を捕らえて食べるのです。
1時前まで見てたんですがさっぱり飛び出す気配がなく、
これはもうダメだなと三脚を片付け、
どれ、最後に手持ちで撮ろうかとレンズを向けた瞬間、
おもむろにバサバサと翼をはためかせて飛び立つオオワシ。

北の方へスイ~っと飛んでいったので
尾上漁港沖の給水塔にでもとまって狩りをするつもりなんでしょう。
レンズを向けた途端に飛び始めたから大ラッキーだったのですが、
やっぱりオオワシを相手にするにはもっと長くて明るいレンズが欲しいですね。(^^ゞ
オオワシの飛び立ちも撮れたしこれで満足と
道の駅湖北みずどりステーションへ移動してたこ焼きを食べ、
予約したデマンドバスに乗って午後2時には河毛駅へ。
河毛駅発午後2時21分発の姫路行き新快速に乗ると
そのまま寝こけて気づいたら守山駅。
午後4時前に今にも雨が降ってきそうな京都へ戻り、
少しヨドバシカメラに寄ってから最寄り停留所までバスに乗り、
雨が降り出す直前の午後5時前に自宅へ戻ってこれました。
早起きしてそこそこ歩いてと疲れましたが、
天気にも恵まれて行った甲斐があった今日の湖北行きです。^^
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